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06月07日-01号

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  1. 野田市議会 2019-06-07
    06月07日-01号


    取得元: 野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    令和 元年  6月 定例会(第2回)                      開 会           令和元年6月7日(金曜日)午前10時10分  開 会 ○議長(鶴岡潔) ただいまから令和元年第2回野田市議会定例会を開会いたします。                                               〇議事日程(第1号)          令和元年6月7日(金曜日)午前10時開議 第 1        会議録署名議員の指名 第 2        会期の決定 第 3        議案上程 第 4        市政一般報告並びに提案理由の説明 第 5 議案第 7号 野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 第 6 議案第12号 令和元年度野田一般会計補正予算(第3号) 第 7 議案第13号 令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号)                                               〇出席議員28人 中  村  裕  介       木  村  欽  一       長     勝  則 濵  田  勇  次       木 名 瀬  宣  人       谷  口  早  苗 池  田  利  秋       栗  原  基  起       滝  本  恵  一 小  椋  直  樹       中  村  あ や 子       邑  樂     等 椿     博  文       星  野  幸  治       古  橋  敏  夫 織  田  真  理       吉  岡  美  雪       小  室  美 枝 子 山  口  克  己       深  津  憲  一       染  谷  信  一 平  井  正  一       西  村  福  也       鶴  岡     潔 内  田  陽  一       竹  内  美  穂       小  倉  良  夫 石  原  義  雄                                               〇欠席議員 なし                                               〇出席説明員 市        長   鈴  木     有    副    市    長   今  村     繁 教 育 委 員 会教育長   佐  藤     裕    水 道 事 業 管 理 者   斉  藤  弘  美 建   設 局   長   佐  藤  眞  平    市 政 推 進 室 長   上  原  正  夫 企 画 財 政 部 長   中  沢  哲  夫    総  務  部  長   佐  賀     忠 市 民 生 活 部 長   牛  島  修  二    自 然 経 済 推進部長   山  下  敏  也 環  境  部  長   柏  倉  一  浩    土  木  部  長   坂  齊  和  実 都  市  部  長   浅  野  開  作    保 健 福 祉 部 長   直  井     誠 児 童 家 庭 部 長   平  野  紀  幸    会  計 管 理  者   中  村  徳  夫 消    防    長   菅  野     透    生 涯 学 習 部 長   宮  澤  一  弥 学 校 教 育 部 長   長  妻  美  孝    選 挙 管 理 委 員 会   金  子  憲  一                            委    員    長 選 挙 管 理 委 員 会   鈴  木     孝    代 表 監 査 委 員   栗  林     徹 事  務  局  長 監 査 委 員 事務局長   飯  塚  浩  司    農 業 委 員 会 会 長   遠  藤  一  彦 農  業 委 員  会   染  谷  隆  徳 事  務  局  長                                               〇出席事務局職員 事  務  局  長   根  本  一  弘    事  務 局 参  事   川  島  信  良 事  務 局 主  幹   田  路  欣  順    事 務 局議事調査係長   大 野 木  亮  二 ( 兼 ) 庶 務 係 長                                               〇本日の会議に付した事件 1        会議録署名議員の指名 1        会期の決定 1        議案上程 1        市政一般報告並びに提案理由の説明 1        副議長の辞職許可の件 1 (選挙)   副議長の選挙 1 議案第 7号 野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 1 議案第12号 令和元年度野田一般会計補正予算(第3号) 1 議案第13号 令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号) 1        議会運営委員会委員の選任について                                                               午前10時10分  開 議 ○議長(鶴岡潔) 直ちに本日の会議を開きます。  初めに、日程に先立ちまして、この際、諸般の報告をいたします。  初めに、去る2月にアメリカ合衆国が臨界前核実験を行ったとの報道に接し、5月31日付をもちまして野田市議会議長及び野田市長の連名でアメリカ合衆国ドナルドトランプ大統領閣下に抗議文を送付いたしましたので、御報告いたします。  次に、市長から報告第1号から報告第16号まで報告16件がお手元に配付されておりますので、御了承願います。  次に、市外からの陳情3件の写しをお手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、今定例会に説明員として出席通知のありました者の職・氏名を一覧表としてお手元に配付しておきましたから、御了承願います。  次に、日程につきましては、お手元に配付の印刷物のとおりであります。  ただいまから本日の日程に入ります。 △会議録署名議員の指名 ○議長(鶴岡潔) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において小椋直樹議員及び邑樂 等議員を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(鶴岡潔) 日程第2会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から6月26日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、会期は20日間といたします。  なお、会期中の会議予定につきましては、6月3日の議会運営委員会において、お手元に配付いたしました日程表のとおり決定いたしましたので、御了承願います。 △議案上程 ○議長(鶴岡潔) 日程第3議案を上程いたします。  認第1号及び議案第1号から議案第15号まで一括上程いたします。 △市政一般報告並びに提案理由の説明 ○議長(鶴岡潔) 日程第4市政一般報告並びに提案理由の説明を求めます。 ◎市長(鈴木有) おはようございます。令和元年第2回野田市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席を賜り、厚く御礼申し上げます。  開会に当たりまして、さきの定例会以降に動きのあった主な施策や事業について御報告いたします。  児童虐待事件に対する対応について申し上げます。  4月9日に開催いたしました第2回野田市児童虐待事件再発防止合同委員会の主な審議結果について御報告いたします。再発防止策の最大の課題は、これまで申し上げてまいりましたとおり、市と児童相談所との連携、役割分担の明確化でございますが、まずこの点について御議論をいただきました。  市と児童相談所との連携については、千葉県子ども虐待対応マニュアルに基づき、連携及び役割分担の明確化が図られなければなりませんが、今回の事件の対応では、マニュアルに基づく対応が十分ではなかったことが確認されました。また、市が作成した野田市虐待防止対応マニュアルについても平成24年から改訂されておらず、市職員は千葉県のマニュアルのみを活用していたことも確認されました。このため、今後野田市虐待防止対応マニュアルを全面的に見直すことにより、柏児童相談所との連携、役割分担の明確化を図ることで御承認をいただきました。  千葉県子ども虐待対応マニュアルについても現在見直しが予定されていると聞いておりますが、県マニュアルはそれぞれ事情の異なる県内全児童相談所及び市町村間のマニュアルであるため、どうしても内容を一般化せざるを得ない部分がございます。そこで、市のマニュアルの見直しに当たっては、野田市と柏児童相談所との関係に特化したマニュアルとし、毎年度内容を見直していくことで御承認をいただいたところでございます。さらに、学校や警察との連携等についても、分冊などにより、それぞれ個別にマニュアルを作成することで御承認いただきました。今後柏児童相談所と協議し、マニュアルの見直しについて順次委員会で御審議いただきたいと考えております。  スクールロイヤー制度の導入につきましては、市内の小中学校31校を4ブロックに分け、各ブロックに1人の弁護士を配置する方向で提案させていただきました。この方向性については、基本的に御了解いただきました。しかし、委員からは、スクールロイヤーが学校を直接訪問することが重要であるが、その点が不十分であること、マンパワーの問題など課題は理解できるが、制度の理念についてはしっかり確立しておくべきなどの御指摘をいただきましたので、次回委員会で改めて御審議いただくこととなりました。  ここで、お手元の市政一般報告の内容に追加して、6月3日に開催いたしました第3回委員会の主な審議内容について御報告いたします。  いじめアンケートにつきまして申し上げます。  アンケートの質問内容については、基本的に従来と同様ということで承認をいただきました。なお、委員の一人から、例えば嫌なことを繰り返して言われたりについては、嫌なことを言われたりに直すなど、表現に工夫を加えたほうがよいとの御意見をいただきました。教育委員会では、委員の意見は子供の声をより広く捉えることに資するとの考えから、現在表現内容の修正作業を進めております。  実施内容についての主な変更点について申し上げますと、本年度の実施月は7月と11月としますが、アンケート実施前の6月に全児童生徒に対する個人面談の実施と、各小中学校において臨時の保護者会を開催し、子供や保護者の皆様に、いじめアンケートの意義を初めとして、子供たちが安心してアンケートに答えられるようしっかりと説明することとなりました。委員からは、個人面談は非常に重要との御意見をいただくとともに、教育委員会から子供たちにまず謝罪すべきとの御意見をいただきました。教育委員会では、御意見を踏まえ、個人面談臨時保護者会を実施することで検討しております。  さらに、アンケートのほかにも、教育委員会では、SOSの出し方、授業の実施など、市でも子供たちが市長にいつでも何でも相談できるよう、子供たち全員料金受取人払いの封筒と相談用紙を配付する市長と話そう手紙編の実施、今議会に関係予算を提案し、令和4年度開設予定の新子ども館に臨床心理士等の専門職を配置することについて、子供たちのSOSを可能な限り多くのチャンネルで捉えることが重要との考え方から、御承認いただきました。  スクールロイヤー制度の導入につきましては、理念を整理した上で市内4地区に4人のスクールロイヤーを配置するとともに、教育委員会に弁護士1人を非常勤特別職のアドバイザーとして配置することで御承認いただきました。  児童虐待関係組織強化関係につきましては、10月1日付で児童相談係を課に格上げし、(仮称)子ども家庭総合支援課を設置し、当該課を子ども家庭総合支援拠点として位置づけるとともに、DV関係も担当することで御承認をいただきました。  なお、DV関係につきましては、委員の一人から、事件の経過を見ると、児童相談所、市の両者に実践的技能が足りないので、少なくとも市職員の研修はすぐに実施すべきとの御提案をいただきましたので、至急実施してまいりたいと考えております。  以上、第3回委員会の審議結果を御報告いたしましたが、審議結果を踏まえた関係条例の一部改正案及び補正予算案を追加提案として提案すべく現在準備を進めておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、できることは直ちに実施するとの方針に基づき、実施した事項について御報告申し上げます。  まず、児童虐待防止の啓発活動といたしまして、児童虐待防止啓発チラシ189を4月8日から4月26日にかけて市内全戸にポスティングにより配布いたしました。また、全ての公用車及び委託清掃車等啓発用マグネットシートを装着し、さらに189の啓発といたしまして、市役所正面玄関のデジタルサイネージ、広告つき案内板による放映、市内東武野田線各駅市関係施設まめバス等へのポスターの掲示、災害対応型自動販売機メッセージボード放送等を利用して実施しております。  児童虐待管理システムの導入につきましては、11月1日からのシステム稼働を目標に進めております。民生委員児童委員につきましては、毎月実施されている各地区定例会に4月から職員が参加させていただき、情報交換ができる体制を整えました。  また、4月から17支部防犯組合や22地区社協及び希望のあった自治会の会議に職員が出席し、本事件の経過や取り組み状況、189の啓発活動について説明したところでございます。公民館長との懇談会についても、4月から野田公民館を除く公民館で月に1回、公民館長と各地域の自治会長及び地区社協会長等の懇談会を開催し、情報を積極的に収集することとしております。  なお、組織の体制強化につきましては、4月1日付で学校教育部に虐待担当主幹兼ねて児童家庭部主幹1人を配置するとともに、児童家庭課児童相談係ケースワーカー2人を増員しました。さらに、4月24日付で児童家庭課に補佐兼ねて児童虐待再発防止担当1人、ケースワーカー1人の2人を増員するとともに、教育委員会にも指導課に補佐兼ねて虐待担当1人を増員し、さらなる体制の強化を図りつつ、市を挙げて全力で虐待の再発防止に努めているところでございます。  次に、全事務事業の見直しについて申し上げます。  今年度の事務事業見直しについては、最も重要な自治会に関する事務事業の見直しと来年4月に導入される会計年度任用職員制度の構築の2つの柱で取り組んでまいります。  まず、自治会に関する事務事業については、自治会と一緒に見直しを進めており、1月15日から2月15日までに実施した自治会アンケートについては、400団体のうち348団体から回答があり、回答率は87%となりました。お忙しい中、御協力いただきました自治会長の皆様方には、厚くお礼を申し上げます。回答結果につきましては、全自治会に配布するとともに、ホームページでも公開しております。今後は、自治会アンケートの結果を参考に、たたき台として市の考え方を示し、まずは自治会連合会理事と協議を進めてまいります。  また、会計年度任用職員については、行政改革大綱において、令和2年3月議会に会計年度任用職員が行う業務内容や処遇等の検討結果に基づき職員定数条例を改正することとしており、その準備として各所属における業務実態の調査を実施しております。今後は、調査結果を踏まえ、具体的な活用方法を検討してまいります。  次に、まめバスの運行状況について申し上げます。  まめバスは、それぞれの生活圏域に合った、より生活に密着した便利なまめバスを新たなコンセプトに4月1日から運行を見直し、遅延防止のための旧北と旧南ルートの分割や、全ルートで年末年始を除く土曜、日曜、祝日の運行実施、商業施設や駅などへアクセスする便をふやすなど、運行ルートとダイヤの大幅な見直しを行いました。バス利用者の状況は、4月は2万3,447人で、5月は23日までの状況で1万6,706人となっており、4月期の前年比は125人の減でした。運行計画を見直した後は、利用人数が減少する傾向にあります。身近な交通手段として、より多くの方に利用していただけるよう利用促進を図ってまいりたいと考えております。  また、新たに6月1日からバスロケーションシステムを導入いたしました。このシステムは、スマートフォンなどのインターネットを利用できる機器から乗りたいバスの位置を確認することが可能で、到着予定時刻を視覚的に認識できます。これにより、まめバスの運行状況の確認が容易になり、バス利用者の利便性の向上や運行時刻の信頼性が向上することから、ふだん利用されていない方も安心して利用いただけるなど、まめバス利用の促進にもつながるものと考えております。  まめバス利用促進事業として、ことしもまめバスの回数券を購入していただいた方への枝豆プレゼントを実施します。事前にお申し込みいただいた方に抽せんで1,000袋をプレゼントします。当選された方には、7月7日に市役所、いちいのホール、北コミュニティセンター及び南コミュニティセンターで引きかえを行い、さらにゆめあぐり野田においても7月7日から13日までの期間で引きかえを行います。  また、まめバスの車体や停留所などに描かれている枝豆をモチーフとしたキャラクターについて、親しみやすい愛称をつけたいと考えております。愛称決定の方法は、候補を職員から募集し、コミュニティバス検討専門委員の会議において数点に絞った上で、市内の小学生に投票をお願いし、決定したいと考えております。  次に、連続立体交差事業及び関連する事業について申し上げます。  連続立体交差事業につきましては、令和2年度末の営業線高架切りかえに向け、全区間の高架橋築造や駅部工事を進めるとともに、鉄道と交差する道路上の橋桁架設工事を進めてまいります。そのため、橋桁の架設工事期間中は交通規制等が生じますので、工事のお知らせを沿線自治会へ回覧いたします。また、事業PRを兼ねた広報紙を発行し、愛宕駅及び野田市駅に設置するとともに、ホームページへ掲載するなど広く周知を図り、安全かつ円滑に施工されるよう心がけ、事業促進に努めてまいります。周辺住民の方々を初め市民の皆様方には御不便をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願いいたします。  鉄道高架に関連するまちづくりのうち愛宕駅東第一土地区画整理事業について申し上げます。  野田市愛宕駅東第一土地区画整理事業につきましては、組合設立の認可を平成15年6月に受け、良好なまちづくりを目指し、事業の進捗を図ってきたところでございます。社会経済情勢等の影響により、土地価格が下落し、保留地処分金収入の不足等から、事業が停滞した時期もありましたが、国の補助金を導入することにより、現在では収支の改善が図られました。その結果、去る5月14日付で換地計画を野田市が認可し、今後組合が各権利者の皆様へ換地処分に係る通知を発送する予定でございます。引き続き事業完了に向けた各種手続を順次進め、7月19日に換地処分の公告を行う予定でございます。また、換地処分にあわせた事業区域周辺飛び地解消のための字名の変更についても、7月19日付で変更の告示を予定しております。  次に、東京直結鉄道の建設実現に向けての取り組みについて申し上げます。  地下鉄8号線建設促進並びに誘致期成同盟会では、7月22日に令和元年度定期総会を開催する予定で準備が進められております。今年度は役員改選の時期に当たりますことから、同盟会会長を務める高橋 努越谷市長より、平成29、30年度の会長任期をもって会長を退任するとともに、次期会長に、これまでの同盟会運営の実績等を踏まえ、野田市長を推薦したい旨の意思表示がございました。本市といたしましては、次の観点から、野田市が会長を引き受けることが今後の誘致活動に資するのではないかと考え、現在越谷市と協議を進めているところでございます。  1点目は、埼玉県内の事情でございます。埼玉県内同盟会構成団体におきましても、東京8号線建設誘致は将来的に極めて重要な課題ではありますが、早期の渋滞解消等に向けて、八潮市と春日部市を結ぶ東埼玉道路の整備が現下の喫緊の課題となっております。そのような状況の中で、東埼玉道路を活用する同盟会調査案を進めていくことは国に対する埼玉県側の立場として難しいので、野田市が先頭に立ってほしいというものでございます。  2点目は、茨城県内同盟会構成団体との関係でございます。東京8号線の野田市までの整備を実現させるためには野田市駅以北の広大な開発需要を視野に入れて運動を進めることが非常に重要でございます。埼玉県内構成団体茨城県内構成団体を結んで、同盟会一丸となって運動を進めるためには、これまでの経過から、野田市が会長となってまとめていく必要があるということでございます。  3点目は、国との関係でございます。建設誘致運動を進めていくためには、国の情報の収集や情報交換などが非常に重要になりますが、この点については、野田市のこれまで築いてきた国との関係をさらに構築していくことができます。路線延長の大部分を埼玉県内が占めることから、越谷市長に同盟会会長を務めていただくことが最適と考え、野田市からお願いした経緯はございますが、今申し上げた点を考慮すると、野田市が同盟会会長として運動を進めることが最適と考えているところでございます。  次に、シティプロモーション事業について申し上げます。  市民がつくる野田市の魅力発信事業につきまして、生物多様性庁内推進会議を開催し、実施する事業を選定いたしました。4月1日から4月26日までの募集期間に市内在住の方2人及び2団体から御提案をいただきました、「こうのとりの里」での情報発信力強化事業、猫の妙術杯剣道大会、のだのこはみんなのこプロジェクト~街がつながるわくわくイベント~、2才からの青空野球教室in総合公園野球場の4点を選定し、順次実施していただきます。  次に、生物多様性自然再生の取り組みについて申し上げます。  五駄排水路周辺の休耕田におけるビオトープ化の検証につきましては、平成30年度から3年間で実施するものとし、昨年度からの現地調査を引き続き行いながら、今年度は専門業者による水質、土質等の調査を実施し、来年度はこの調査結果をもとにビオトープ化が適正となれば、具体的な事業計画を策定していくことで考えております。  農業関係では、ことしで取り組みを開始して11年目となる玄米黒酢農法による黒酢米の作付面積は518ヘクタールとなり、引き続き安心安全な野田産米としてブランド化を推進してまいります。  また、生物多様性を盛り込んだ公民館事業として、平成30年度は市内の全公民館で14の生物多様性講座を開催しました。身近な自然を観察したり、身近な生物がなぜ絶滅危惧種となったのかを学ぶなど、野田市の自然環境の豊かさを知り、生物多様性の重要性を学ぶきっかけづくりとなる講座を実施しました。引き続き今年度も市内の全公民館で実施していきます。  生物多様性のシンボルであるコウノトリの飼育、放鳥につきましては、ことしは多摩動物公園から有精卵を譲り受け、コウくん、コウちゃんの親鳥ペアに3月29日に托卵したところ、4月6日に2羽のひなが誕生しました。その後、大変元気に育っており、7月3日に放鳥する計画で進めております。  なお、ことし生まれたひなは5月中に雌雄判別がなされ、1羽は雄、1羽は雌と判別されました。愛称は、入庁3年目までの若手職員から募集し、雌はレイ、雄はカズと命名いたしました。現在野外で活動している6羽のコウノトリ同様、元気に活動することを期待しております。  次に、生物多様性のだ戦略の改訂についてでございますが、来年度が現行計画の目標年度になることから、計画を改訂する必要がございます。改訂に当たっては、現行計画では(仮称)生物多様性のだ戦略市民会議を設置し、当該市民会議において見直しを行うとしております。このため、9月議会に当該市民会議設置条例案を提案したいと考えております。  なお、みどりの市民会議については、現在委員の委嘱もなく、所掌事務についても(仮称)生物多様性のだ戦略市民会議の所掌事務に包含できるため、廃止したいと考えております。  次に、堆肥センターについて申し上げます。  堆肥センターにおける堆肥化事業の現状を申し上げますと、昨年1年間の剪定枝等の搬入量は5,262トンとなり、過去5年間で3回目の5,000トン超えで、高どまりの状況が続いており、4月から実施した料金の改定による搬入量の抑制効果も限定的となっております。さらに、製品化には14カ月が必要なことから、敷地内で滞留するチップや発酵過程の未完熟堆肥、製品化を待つ完熟堆肥の量が過大となる状況が続いており、作業性が低下しているため、臭気の発生や小規模な自然発火の現象が見られる状況となっております。そのような状況が続く中、去る5月12日午後4時ごろ、大規模な堆肥の自然発火が起こり、広範囲に延焼したため、消防署の協力を得て消火に当たるという事案が発生いたしました。近隣住民の皆様に対し、多大な御心配と御迷惑をおかけしたことにつきまして、改めておわびを申し上げます。  市では、こうした事案を受けて、抜本的な運営の見直しが急務であると認識しておりますが、堆肥化事業は、市民からの持ち込みのほか、みどりの収集事業の受け皿となるなど、ごみの減量化とも密接な関係となっていることから、その見直しは市民サービスの低下につながることのないよう配慮するとともに、ごみの減量化施策と整合させる必要があると考えております。  そこでまずは、搬入量の増加により過大に滞留する堆肥等による施設の機能不全を解消し、臭気の発生や自然発火の危険性を回避したいと考え、過大な部分を処分するための費用に係る追加の補正予算を提案させていただきたいと考えております。さらに、過大な部分の処分には一定の期間が必要となるため、一時的な施設の休止や停止などの措置も視野に入れて進め、その間の対応として、廃棄物としての処理やリサイクルも含め、調整させていただきたいと考えております。  その後の抜本的な見直しでは、持続性の認められる事業として、搬入量の抑制に関すること、生産に関すること、利用に関することなど、関係機関と協議しながら、堆肥化事業全般について見直すことで進めたいと考えております。  次に、待機児童対策について申し上げます。  待機児童、入所保留者の状況につきましては、3年連続で待機児童ゼロを達成しておりました。しかし、4月に開園を予定しておりました保育所型認定こども園、のだのこども園の開園が7月に延期となったこと、本年4月の申込者数が前年に比べ68人増加したことなどが影響し、4月1日時点の待機児童数は9人、入所保留者を含めると155人となり、4年連続の待機児童ゼロは達成できませんでした。また、5月1日時点の待機児童は27人が該当しており、待機児童を含む入所保留者は193人と増加しております。  なお、開園が延期となっております保育所型認定こども園、のだのこども園につきましては、7月開園に向け準備を進めており、現在入所申し込みの受け付けを開始しているところでございます。これにより待機児童の解消につながるものと考えております。  さらに、学校法人三星学園柳沢幼稚園が整備を進めている企業主導型保育事業を活用した柳沢なないろ保育園が9月に開園予定であり、従業員等の企業枠以外の地域枠として定員が6人となっていることや、令和2年度には同法人が幼保連携型認定こども園の開園を予定しており、保育所部分としては71人分の保育量が確保できる見込みとなっております。現在国からの補助の内示を受け、新園舎等の工事施工に向けて準備を進めているところでございます。  次に、保育士確保対策につきましては、野田市独自の対策として、今年度から新たに働く保育士等に対する保育士就労奨励金支給事業及び資格取得費用の一部を補助する保育士試験による資格取得支援事業を実施しているところでございます。引き続きこれらの新規事業の周知に努めるとともに、保育士合同就職説明会の開催等を通じて、保育士不足による待機児童解消を目指してまいります。  次に、保育園児の散歩の安全確認について申し上げます。  2人の保育園児がお亡くなりになるという大変痛ましい交通事故が滋賀県大津市において発生しました。直ちに市内の全ての保育所、認定こども園に対し、散歩中の経路等について緊急再点検を行うよう通知し、子供たちの安全確保を指示したところでございます。再点検では、経路の安全性、保育士の位置や動きの確認等が行われております。今回の再点検により、散歩時の保育士増員や経路変更などの対策が速やかに行われており、安全が確保できない場合には散歩を見合わせている状況でございます。  また、各園から経路上の道路における横断歩道やガードレールの設置要望を聴取しておりますので、これらを管轄する警察、道路管理者等関係部署と連携し、現地を確認しながら、対応できるものは速やかに対応してまいります。  なお、幼稚園につきましては散歩を行っておりませんが、この事故を受けて、子供たちの見守りの強化や危険箇所の安全点検等を指示しており、園外行事を行う場合には、子供たちの安全性を考慮し、経路や行き先を変更するなど対応している状況でございます。  さらに、小中学校につきましても、年度当初に通学路の総点検を行っているところではございますが、児童生徒の命を守るため、発達段階や学校の実情に応じ、交通安全教育の充実、保護者や関係機関と連携した活動の充実に取り組んでいるところでございます。  次に、野田市エンゼルプラン及び野田市ひとり親家庭支援総合対策プランの策定について申し上げます。  野田市エンゼルプラン及び野田市ひとり親家庭支援総合対策プランにつきましては、令和2年度から令和6年度までを計画期間とした次期計画を策定するため、5月22日、児童福祉審議会に諮問をいたしました。次期エンゼルプランには、市の子育て支援の基本方針としての施策を体系的に網羅し、現行プランと同様に、子ども・子育て支援法に基づく市町村事業計画を包含させることとし、昨年度実施した子育てに関する意向調査の結果を踏まえた教育、保育の目標量などを位置づけてまいります。  また、次期ひとり親家庭支援総合対策プランにつきましても、昨年度実施したひとり親等の支援に関する意識調査の結果を基礎資料に、自立に向け真に必要な事業の整理を行いつつ、法改正に伴う制度改正などを総合的に勘案し、審議会の御意見をいただきながら、実効性のある計画を策定してまいります。  次に、幼児教育、保育の無償化について申し上げます。  国では、幼児教育の負担軽減を図る少子化対策の観点などから、幼児教育の無償化の取り組みを進め、先般の国会におきまして、10月1日からの幼児教育、保育の無償化のための改正子ども・子育て支援法が成立したところでございます。さきに述べさせていただいた次期エンゼルプランの策定に伴うニーズ調査を実施したところ、現状では無償化に伴う保育量の増加予測が難しい状況でございます。また、公立幼稚園につきましては、低額で教育を提供するという一定の役割がなくなることから、公立幼稚園の今後のあり方につきましても検討する必要があるものと考えております。  さらには、当該無償化では、給食費が実費負担となることや、認可外保育施設も対象になることなど、新たな対応が必要となってまいります。特に認可外保育施設につきましては、保育の質の観点から、野田市としては認可外保育施設は推進しておりません。国は、条例で認可外保育施設を対象から除くことも可能としていますが、認可外保育所を利用している方がいることに配慮し、制限は行わず、無償化の対象としてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、大きな変革となり、多くの課題がありますことから、社会情勢の変化等を注視しながら取り組んでまいります。  次に、学童保育所の過密化対策について申し上げます。  5月1日時点の学童保育所の入所児童数は1,616人で、前年同時期より31人多い状況となっております。また、国の基準に基づく保育室面積1人当たり1.65平方メートルを下回る学童保育所は6施設、小学校区単位では3校区となっています。小学校区単位での過密化は、施設整備を進めてきたことで昨年9月から解消されておりましたが、年度がかわった4月から入所児童数がふえたことで、現状は過密化の状態となっております。  児童数は例年4月から8月にかけて増加しますが、夏休み明けの9月以降は減少しますので、今後の児童数や入所状況の推移を注視し、過密化が常態化する場合は整備を検討したいと考えております。また、複数の学童保育所がある校区で過密化が懸念された6カ所の学童保育所において今年度から抽せんを実施し、30人の児童について振り分けを行いました。この方法により直ちに過密化が改善するものではありませんが、継続して数年間実施することで過密化の改善が図られるものと考えております。  なお、学童保育所の運営に関して、放課後児童指導員認定資格研修を指定都市で実施できるよう改正されたことを受け、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する条例の一部改正を今議会に提案させていただいております。  次に、子ども館の整備について申し上げます。  新しい子ども館の整備につきましては、千葉県との協議を行いながら、地元自治会に対する説明会や、子ども館を利用する保護者、市長と話そう集会での小中学生からの御意見を踏まえながら庁内検討会において協議を重ね、整備方針や施設の機能、規模などの基本的な枠組みを定めた子ども館整備基本構想を策定させていただきました。この基本構想をもとに、民間企業のすぐれた技術を活用しつつ工期短縮やコスト削減を図るため、設計、施工を一括でプロポーザル方式により発注したいと考えており、これらの費用につきまして今議会の補正予算に計上させていただいております。  次に、子ども未来教室について申し上げます。  平成30年度の実施状況につきましては、中学校1年生から3年生までの最終的な登録生徒数が534人、平均出席率は62.3%でございました。本事業の効果につきましては、中学生では、年3回実施した小テストの結果を見ると、多くの生徒に基礎学力が身についてきていると感じる一方、英語、数学とも問題のジャンルによっては正解が全くない生徒も多かったといった課題もありました。今年度は、このような課題を解消できるような学習支援を行ってまいりたいと考えております。  また、小学校3年生の参加児童等を対象に実施したアンケート調査の主な結果について、児童の回答では、未来教室での勉強が楽しかった、算数、国語が好きになったが80%を超え、保護者の回答では、家庭学習の習慣が身についたが52%、教材のプリントについて、よい、またはまずまずだが88%でした。学校の回答では、参加児童の学校生活面へのよい影響は余り感じられなかったようですが、学習面での成果についてよい影響があったが82%ありました。  一方で保護者からは、講師を呼んでもきてもらえなかった、ただプリントをこなすだけだったといった意見もありました。講師については、今年度から児童5人までにつき講師1人とし、きめ細やかに対応しているところであり、また未来教室の運営方法については、さらに工夫できないか今後委託事業者と協議してまいりたいと考えております。  次に、介護予防10年の計について申し上げます。  事業の中心となるシルバーリハビリ体操につきましては、昨年度6回の初級指導士養成講習会を実施した結果、市民の初級指導士88人が誕生しました。これにより、指導士は171人となり、自治会館等で開催している体験教室等において御活躍いただいております。指導士の皆様の御尽力により、昨年度は300回近い教室が開催され、多くの市民の皆様に参加いただくことができました。今年度は、さらに各公民館で毎月1回の体験教室の定期開催を開始いたしております。また、5月29日にはシルバーリハビリ体操考案者の大田仁史医学博士による講演会を開催し、188人の来場がありました。今後も指導士の皆様と連携しながら、より一層の体操の普及に努めてまいります。  のだまめ学校につきましては、昨年度は保健センター、公共施設及び自治会館等を会場におおむね毎日運動、栄養、社会参加をテーマとして本講座や出前講座を開催しました。704回の講座を実施し、延べ1万889人に参加いただきました。今年度につきましても、講座内容を工夫し、新規の参加者をふやすための取り組みを行いながら、市民の皆様に参加を呼びかけ、介護予防の大切さを訴えてまいります。  次に、介護人材確保対策について申し上げます。  介護現場における介護職員の確保対策を目的として介護職員合同就職相談会を9月7日に開催することとしております。昨年度と同様に、介護事業者の代表者と市の担当者で構成する実行委員会を立ち上げ、第1回目の会議を4月22日に開催し、開催時間、介護事業者の参加方法等について協議をいたしました。今後も協議を重ね、就職相談会の開催に向けて準備を進めてまいります。  さらに、今年度から新たに介護人材確保対策として体験就労による介護職就労奨励事業を開始することといたしました。これは、昨年度開催した就職相談会において施設見学会を企画したところ、参加者から特別養護老人ホームに対するイメージが変わった等、好評を博したことから、多くの方に介護現場を体感していただくことが介護職への就労に結びつくのではないかと考えたことでございます。  本事業は、介護福祉に興味関心のある未就労の主婦やシニア層など40歳以上の市民を対象に市内の介護保険施設等において体験就労を行う機会を提供するもので、体験就労を行った方には体験就労奨励金を、さらに体験就労終了後に介護職として就労し、一定期間就労が継続している方には雇用の種類や雇用期間に応じて就労継続報償金を交付するものでございます。これらの取り組みを通して、多くの方に介護の仕事を知っていただき、介護職のイメージアップを図ることにより介護職への就労を奨励し、介護人材を確保してまいりたいと考えております。  次に、再接種した予防接種費用の助成について申し上げます。  小児がんなどの治療として骨髄移植等を行うと、免疫が消失することになり、骨髄移植前に接種した予防接種法に基づく定期の予防接種の効果が期待できない場合があり、医師の判断により、任意で再度必要な予防接種を受けることがあります。この接種費用は全額自己負担となっていることから、疾病の発生や蔓延を予防するとともに、経済的負担を軽減するため、20歳未満の方を対象に予防接種費用を助成したいと考えております。なお、助成に必要な経費につきましては今議会の補正予算に計上させていただいております。  次に、私有ブロック塀等に対する診断、撤去及び調査の進捗について申し上げます。  ここで市政報告の訂正をお願いいたします。お手元の市政報告では、ブロック塀安全診断費補助金交付件数はと記載した後の件数について13件とすべきところを14件と誤って記載してしまいましたので、おわびをして訂正をさせていただきます。  平成30年度におけるブロック塀安全診断費補助金交付件数は13件、道路に面する危険なブロック塀等の撤去費用に対する補助金交付件数は16件となりました。また、昨年8月に実施した市内通学路のブロック塀等のうち危険であると判断した約1,600カ所のブロック塀等について、平成30年度に550カ所を個別に訪問し、詳細調査を実施いたしました。今年度も引き続き安全確保のため、通学路のブロック塀等について個別に訪問し、危険な箇所については、ブロック塀等撤去費の補助制度も説明し、ブロック塀等の所有者に対して改善等必要な措置を依頼してまいります。  次に、土地区画整理確約地区におけるまちづくりについて申し上げます。  花井堤根地区、山崎梅台地区等は、土地区画整理事業を実施することを前提として、昭和45年の当初線引きにおいて建蔽率、容積率を抑制した上で市街化区域に編入し、土地区画整理事業を実施すべく住民合意が得られた箇所から事業を進めてまいりました。しかしながら、当初線引きから48年が経過し、土地の価格の大幅な上昇が見込めない中、土地区画整理事業が未実施となっている箇所があることから、当該地区にお住まいの皆様及び土地、建物を所有されている皆様に現状に対する御意見を伺いたく、まちづくりアンケート調査を5月に実施させていただきました。今後は、アンケート調査の結果を取りまとめ、まちづくりの方向性を検討してまいりたいと考えております。  次に、とんとんみずき橋の経過について申し上げます。  あずまやと取りつけ橋梁部など残っていた木製部分の撤去工事については、平成31年3月末に完了いたしました。撤去後の方向性については、これまで開催した3回の住民説明会では、とんとんみずき橋と同じ木橋の再築を望む意見が多く出されましたが、一部の方からは鋼製橋による再築を求める意見や橋は不要という御意見もございました。今後の方向性を決める上で、みずき地区にお住まいのより多くの皆様から御意見を伺いたいと考え、4月11日から5月17日までの期間で意向調査を実施いたしました。5月7日時点での回答率が約30%であったことから、自治会班回覧により調査期間を5月末まで延長し、回答の提出をお願いいたました。調査結果は現在取りまとめを行っており、今後この結果を参考に市としての方向性を示した上で地区住民の皆様と協議してまいりたいと考えております。  次に、道の駅の整備について申し上げます。  道の駅の整備につきましては、道の駅の整備に係る基本構想及び基本計画策定の参考としていただくため、5月20日に野田市道の駅整備検討委員会委員による先進地の視察を実施いたしました。視察箇所は、同委員会の委員となっております加藤委員が駅長を務めていた千葉県南房総市の道の駅とみうら枇杷倶楽部の現地視察を初め道の駅木更津うまくたの里ほか2カ所の視察を行っております。  また、地域の課題や周辺の状況、住民の意向や利用者のニーズに沿った整備を総合的に推進するためには、民間事業者の企画力やノウハウを広く活用することが必要であることから、道の駅の整備に係る基本構想及び基本計画の策定における支援業務委託については、公募型プロポーザル方式を採用し、5月27日に公告を行いました。引き続き当委員会にオブザーバーとして参加していただいている国土交通省千葉国道事務所と相談しながら検討を進めてまいります。  次に、愛宕駅前のビジネスホテル事業計画について申し上げます。  昨年9月の市政一般報告におきまして、野田市土地開発公社が所有する愛宕西駅前線北側の中心市街地商業用地について、ビジネスホテル事業用地として活用したいという事業者からの相談があったことを御報告させていただきました。市といたしましても、愛宕駅前へのビジネスホテルの立地は愛宕駅前の顔として、最適な活用方法として考えていたところでございますが、土地開発公社によると、当該事業者から今回の事業を断念するとの届け出があったとのことでございます。  当該事業者の事業計画では、みずからがホテルを建設し、ホテル事業者に賃貸する予定でしたが、予定していたホテル事業者が契約の最終段階になって採算性を理由に断ってきたとのことでございます。このため、当該事業者は他の複数のホテル事業者と交渉しましたが、いずれも採算性を理由に断られたと聞いております。市といたしましては、市の中心市街地である愛宕駅前であるにもかかわらず、採算性を理由として事業が成立しないと評価されていることを真摯に受けとめるとともに、この結果を分析し、野田市駅も含め、駅前への企業誘致施策について至急検討してまいりたいと考えております。  次に、結婚支援事業について申し上げます。  結婚新生活支援事業の平成30年度の補助金交付実績は11組でございました。今年度も引き続き国の補助金を活用して実施しております。29年度から実施しております議場での届け出挙式につきましては、30年度は申し込みはありませんでした。そこで、今年度は使い勝手をよくするために、これまでのように実施日は定めずに、議場が利用できる期間をお知らせし、まずは御相談をいただき、日程調整を行う方法で実施したいと考えております。  婚活イベント事業につきましては、29年度に実施したイベントで誕生したカップルの1組が3月3日に婚姻されたとの御報告をいただきました。また、3月9日に野田ガス株式会社ショールームぽかぽかにおいて「こうのとりが結ぶ縁むすび婚forお花見」と題した婚活イベントを男性参加者15人、女性参加者14人で実施し、6組のカップルが誕生しました。30年度は、2回のイベントで計11組のカップルが成立いたしました。多くのカップルが結婚に至っていただければと思います。イベント後に行ったアンケートでは、次回も参加したい等の一定の評価をいただいた一方で、限られた時間の中で相手を選ぶためにも、共通の話題になるきっかけがつくれるよう、年齢をより限定してほしいなどの御意見もいただいておりますので、これらの御意見を十分考慮して事業を企画したいと考えております。  次に、5月1日に行いました婚姻届窓口の受け付け状況について申し上げます。  新元号令和の初日の5月1日に市民課に婚姻届受け付けの臨時窓口を午前8時30分から午後5時15分まで開設したところ、43組のカップルから届け出があり、時間外に守衛が受け付けた届け出も含めますと、合計で49組の御夫婦が誕生いたしました。届け出窓口では、私も記念撮影に加わるなど、記念すべき日の門出をお祝いし、届け出に来られた方々からは、令和の初日に提出しようと決めていました、窓口が開いていて、記念撮影もできてよかったなどのお声をいただきました。  次に、野田業務サービス株式会社の代表取締役の交代について申し上げます。  昨年6月定例会で株式会社野田自然共生ファームの代表取締役の交代を御報告いたしました際、野田業務サービス株式会社の代表取締役につきましても検討してまいりたいと申し上げました。検討した結果、野田業務サービス株式会社につきましても代表取締役の任期満了を機に利益相反取引の解消を図るため、5月23日に臨時取締役会を開催し、全国的な例に倣う形で副市長が代表取締役に就任いたしました。  野田公民館及び中央コミュニティ会館の生涯学習センターへの変更について申し上げます。  野田公民館、中央コミュニティ会館等を設置している欅のホールは、平成10年に開館いたしました。野田公民館は、欅のホールの建設の時点では、庁舎跡地利用検討委員会による検討の結果を踏まえ、小ホール、メディア機器などを備えた複合施設とすることとし、設備の諸機能の多様性を総称して生涯学習センターと呼んでおりました。しかし、欅のホール建設の財源として起債を見込んだため、図書館及びコミュニティ会館以外の大半の部分を公民館と位置づけた経緯があります。さらに、中央コミュニティ会館を併設したこともあり、野田公民館については、社会教育関係団体が使用する場合であっても原則有料としており、施設によっては個人利用が可能であるなど、他の公民館とは性格を異にするものでございました。  そこで、欅のホールに係る起債の償還が平成30年度で終了したため、野田公民館を本来の姿に戻すべく野田公民館と中央コミュニティ会館をあわせた形で野田市生涯学習センターとして設置しようとするものでございます。具体的には、現在の野田公民館の設置根拠は社会教育法であるため、団体利用が基本となるなど、若干の利用制限がありますが、中央コミュニティ会館や生涯学習センターの設置根拠は地方自治法であり、基本的に利用制限はないことから、野田公民館と中央コミュニティ会館を生涯学習センターに変更することで野田公民館の利用対象者の範囲を広げ、より一層の市民の生涯学習の推進等を図ろうとするものでございます。なお、利用料金については、一部を除き、現状と同額としております。  生涯学習センターへの変更につきましては、2月26日に社会教育委員会議に諮問し、3月25日、同会議で変更することが適当であるとの答申をいただきましたので、条例制定を今議会に提案させていただくとともに、変更に要する経費につきましても今議会の補正予算に計上させていただいております。  次に、鈴木貫太郎記念館への資料の寄贈について申し上げます。  二・二六事件の際に鈴木貫太郎翁を襲撃した部隊を率いた安藤輝三大尉の御子息である安藤日出雄様から大尉が常用していた軍服や軍刀など20点の資料が鈴木貫太郎記念館に寄贈され、4月11日に寄贈式を行いました。安藤大尉と貫太郎翁とは、二・二六事件では相反する立場となり、貫太郎翁は瀕死の重傷を負ったという歴史的事実がありましたので、寄贈を受けるに当たり、貫太郎翁の御子孫や地元関宿の実相寺の御住職に御意向を確認したところ、いずれも寄贈に対して御理解をいただきました。  貫太郎翁は、自伝の中で安藤大尉のことを「惜しいというよりもむしろかわいい青年将校」「気の毒千万に思う」と評しております。また、貫太郎翁は終戦時には戦争続行を唱える人々に公邸と自宅を襲撃されましたが、後に襲撃した相手側からの謝罪を受け入れ、許しています。このようなことからも、貫太郎翁はみずからを襲った相手も許すほどの度量の持ち主であったと言えます。寄贈を受けることは、そうした貫太郎翁の思いや人柄を知っていただく機会にもなるのではないかと考えております。寄贈いただいた資料は、貫太郎翁に関してのみならず、歴史的にも貴重な資料であり、今後この資料をしっかりと伝えていくため、さらなる調査研究を行い、鈴木貫太郎記念館での展示を企画していきたいと考えております。  次に、行政改革大綱の改訂について申し上げます。  昨年7月に行政改革推進委員会に諮問した行政改革大綱の見直しについて、同委員会で10回にわたる審議を経て、3月27日に同委員会から答申をいただきました。答申では、新たに5つの重点目標を掲げて、さらなる行政改革を推進することとし、具体的な取り組みは前大綱を踏襲し、事務事業の見直し、組織等の見直し及び公共施設等の適正な維持管理としております。  指定管理者制度活用の推進では、指定管理者制度の導入を保留している中根保育所、福田保育所及び乳児保育所は、喫緊の課題である待機児童問題が解消されるまでの間、指定管理者制度の導入の保留を継続し、既に導入している施設については、常時現場を把握するため、担当部局による指導監督の徹底を強化していくこととしております。  また、先ほど全事務事業の見直しにおいて申し上げました会計年度任用職員の業務内容や処遇については、今年度中に整理し、正規職員と会計年度任用職員、さらには再任用職員をバランスよく配置する中で総人件費を抑制していくこととしております。  使用料等の負担の適正化については、個々の施設の特性に応じた負担割合と近隣市の類似施設との均衡を考慮しながら検討することとし、市外居住者の料金については、市民利用を優先させる観点から、近隣市の状況も踏まえながら高目に設定することとしております。  特に市外居住者の火葬料については、近隣市よりも安価に設定されていることから、大幅な引き上げを検討することとしております。また、近隣市では有料化している市民火葬料については、受益者負担の原則から、少額であっても有料化を検討するとしております。また、減免により実質無料化となっている公民館使用料の有料化については、本来利用していただくための施設が利用されない状況も想定されることから、慎重に検討することとしております。今後は、答申を踏まえて、改訂した行政改革大綱に基づき、計画的かつ積極的に行政改革を推進してまいります。  以上、さきの議会以降の市政の状況について御報告申し上げましたが、市勢発展と市民生活向上のため鋭意努力してまいる所存でございますので、議員各位の一層の御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、私からの市政報告といたします。ありがとうございました。 ◎副市長(今村繁) 諸般の報告及び議案等の提案理由の説明について申し上げます。  一般財団法人野田市開発協会の近況について申し上げます。  今議会で経営状況を報告させていただいておりますが、平成30年度は、ひばり、けやきの両コースで早朝ハーフプレーの営業を継続するとともに、ひばりコースでは専用ホームページ予約受け付けやクレジットカードの支払いなど入場者の利便性向上に努めました。けやきコースでは、クラブハウスの屋根の補修やロビーソファーの入れかえなど、入場者増に向けた取り組みに努めました。  この結果、30年度の野田市パブリックゴルフ場の入場者数は、夏季には台風や猛暑などの影響で一時入場者数が落ち込みましたが、10月以降は好天に恵まれ、ひばりコースで6万1,258人、けやきコースで4万3,237人となり、前年度との比較では、ひばりコースが1,997人の増、けやきコースが2,745人の増、合わせて4,742人の増となりました。また、30年度の決算における当期利益は3,989万5,012円となり、純資産も2億4,723万円から2億8,713万円に増額となりました。今後ゴルフ人口の減少に伴い、厳しい経営環境が見込まれていることから、そのためにも他のゴルフ場との差別化を目指してサービス水準の向上を図り、より多くの入場者の確保に向けた取り組みを進めてまいります。  なお、例年ひばりコースで開催しておりました市民ゴルフ大会は、今回40回目の記念大会となりますので、林間コースであるけやきコースで7月29日に開催する予定でございます。  次に、ふるさと納税について申し上げます。  6月1日に地方税法の改正が行われたことにより、新たに国の指定を受ける手続が必要となったことから、4月2日付で申請を行い、5月14日付で指定を受けました。今回の指定では、返礼の品の調達価格を寄附額の3割以下とすること、また返礼の品は地場産品や提供されるサービスに限るほか、寄附を募る方法に関しても制限があり、市民からの寄附に対しては返礼の品をお贈りすることができなくなりました。このため、これまで市民からの寄附に対して寄附金控除の対象とならない2,000円相当の記念品を贈っていましたが、3月末をもって記念品をお贈りする寄附の受け付けを取りやめました。今後は、魅力的な地場産品による返礼の品を一層充実させ、市外からのふるさと納税による寄附を募ってまいります。  災害時外国人サポーター養成講座について申し上げます。  災害時外国人サポーター養成講座につきましては、災害により避難した、日本語が不自由な外国人の支援に必要な知識、技能を学んでいただくことを目的に、千葉県との共催により、7月6日に市役所大会議室で実施するものでございます。講座は、実際に被災地の避難所で外国人を支援した経験のある方を講師に招き、グループワーク等を実施し、実際の現場において活用できる内容となります。また、同日は市内在住の外国人を対象に災害時に必要な知識を身につけていただくための講座もあわせて開催します。これらの取り組みは、入国管理法の改正に伴い、在住外国人の増加が予想される中で支援できる人材を育成するよい機会になるものと考えております。  市税などのラインペイ納付の開始について申し上げます。  近年スマートフォンの普及が劇的に進み、スマートフォンを活用する決済も急速に普及していることから、市税等の納付の利便性を向上させる取り組みとして、5月7日からスマートフォンアプリ、ラインのラインペイ機能を利用したキャッシュレス決済を導入しました。これにより、個人市県民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税のほか、国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険料及び水道料金、下水道使用料などの納付が24時間いつでもどこからでもできるようになりました。  自動音声電話システムの導入について申し上げます。  市税、国民健康保険料、介護保険料及び後期高齢者医療保険料につきましては、税負担の公平性及び税収入を確保するため、納期限を過ぎても納付されない方に対して、これまで職員により電話での納付催告を行っておりましたが、6月11日から新たに自動音声電話催告を開始する予定でございます。また、がん検診や特定健康診査につきましても、受診率の向上を図るため、職員による電話や訪問など、さまざまな方法を用いて受診勧奨を行ってまいりましたが、これらの取り組みに加え、6月19日から自動音声電話勧奨を開始する予定でございます。この取り組みにより、休日や夜間など、より効果的、効率的な時間に催告や勧奨を実施することができるようになります。  収税課窓口開設時間の縮小及び関宿事務所の廃止について申し上げます。  収税課の納付相談等業務につきましては、平日開設時間を平成15年度から午後8時まで延長するとともに、毎週日曜日にも窓口を開設しております。また、いちいのホールには16年度の開設時に収税課の特別滞納整理班、現在の関宿事務所を置き、窓口を設置しております。しかしながら、これらの窓口は、滞納整理が進んだこともあり、利用者が減少していることから、10月1日から本庁収税課の平日夜間は火曜日及び木曜日のみに、日曜日は第2及び第4日曜日に縮小し、関宿事務所については、納金の収受事務を関宿支所に引き継いだ上で廃止することといたします。  国庫補助金を活用した土木事業の執行見込みについて申し上げます。  当初予算に計上しております国庫補助金である社会資本整備総合交付金の内示が4月にあり、予算額に対する内示率は全体で85%となっております。予算額を下回る内示となった事業については、事業進捗への影響が大きいことから、基本的に交付金配分の増額を県に対して要望してまいります。  また、道路維持整備費、堤台柳沢線道路改良事業費、中野台中根線道路改良事業費、自転車通行帯等整備事業費、市道93057号線歩道整備事業費及び公共下水道の未普及解消事業については、予算額を上回る内示があったため、今議会に内示額にあわせた補正予算を計上させていただいております。  新清掃工場建設候補地について申し上げます。  5月31日に新清掃工場合同対策委員会を開催していただき、新清掃工場及び附帯施設の内容や各地域における還元対策について御議論をいただきました。今後は、施設等の内容を含め、新清掃工場合同対策委員会と協力しながら、島新田地区の皆様に御理解をいただけるよう、引き続き交渉を進めてまいりたいと考えております。  次に、ごみ減量対策について申し上げます。  ごみ減量対策につきましては、4月1日から公共施設21カ所で指定ごみ袋無料引きかえ券の容量交換及び指定ごみ袋との交換を開始しました。さらに、4月21日に実施した集合狂犬病予防注射の際にもごみ袋交換ブースを設け、容量交換及び指定ごみ袋との交換を行いました。ごみ袋の交換に訪れた市民からも好評の声をいただいているところです。今後も市民の利便性を考慮し、あらゆる機会を捉え、ごみ袋交換ブースを設けるとともに、ごみの減量とリサイクルの推進に取り組んでまいります。  福祉関連計画について申し上げます。  今年度の計画の策定につきましては、地域福祉の推進に対し、各分野の福祉計画を包括し、一体的に定める野田市地域福祉計画第3次改訂版と食を通じた生涯健康な人づくり、まちづくりを食育推進の基本理念とした第2次野田市食育推進計画を予定しております。  地域福祉計画については、7月に地域福祉計画審議会に諮問し、地域福祉に関する市民意識調査や福祉関係団体への意向調査の結果を踏まえた計画の素案について御審議いただきたいと考えております。また、食育推進計画についても8月に保健医療問題審議会に諮問し、食をめぐるさまざまな課題や食育施策を展開するための計画の素案について御審議いただきたいと考えております。両計画ともパブリックコメント手続を経て、来年2月ごろに答申をいただきたいと考えております。  ドライブレコーダーの導入について申し上げます。  ドライブレコーダーの導入につきまして、今年度予定しております公用車65台への設置が5月8日までに全て完了し、これまで設置した4台を含め、合計69台に拡大しました。今後も職員の安全運転に対する意識のさらなる向上を図るとともに、交通事故の防止に役立ててまいりたいと考えております。  市道23136号線の供用開始について申し上げます。  柳沢小学校の西側において整備を進めてまいりました市道23136号線につきましては、約200メートル区間の道路工事が完了し、3月28日に供用開始いたしました。また、この供用開始にあわせまして、柳沢小学校南側の正門前道路である市道41022号線に児童の安全対策として路面にグリーンベルトを標示し、車どめを設置いたしました。  次に、野田市消防委員会について申し上げます。  3月議会でも御報告させていただきましたが、消防団及び常備消防を取り巻く諸課題を議論し、方向性を見出すため、平成26年度から活動を休止しておりました野田市消防委員会を今年度から再開いたします。再開に当たりましては、委員を新たに委嘱するとともに、さまざまな課題を議論し、同委員会に報告していくための組織として、中堅的な消防団員や消防職員をメンバーとする消防組織検討会を新たに組織したいと考えております。今議会に同委員会に係る条例改正を提案させていただくとともに、補正予算に必要な経費を計上させていただいております。  野田市水道事業長期計画の見直し及び経営戦略の策定について申し上げます。  4月26日に水道事業運営審議会を開催し、これまでの審議結果を踏まえた計画の全体構成について御審議をいただき、御決定をいただきました。また、5月21日に開催の審議会では、前回御決定いただいた計画の全体構成を踏まえた未来構想 水道ビジョン 野田の素案について御審議いただき、御決定をいただきました。御決定いただきました素案については、6月14日から7月17日までの期間でパブリックコメント手続を実施する予定でございます。次回は、パブリックコメント手続により寄せられた御意見等について審議することとし、閉会となりました。  各種行事の実施状況について申し上げます。  桜、ツツジなどの花を楽しんでいただく花見まつりにつきましては、3月16日から4月7日までの期間をさくらまつりとして、4月20日から5月6日までの期間をつつじまつりとして、清水公園を会場に開催されました。来場者は、さくらまつりでは、開花期間が例年より長かったものの、天候が不安定だったこともあり、昨年よりも10万3,500人少ない25万5,000人となり、つつじまつりでは、大型連休ということもあり、昨年より6万2,700人多い25万2,000人となりました。  4月7日に関宿城博物館周辺で開催されました野田市関宿城さくらまつりにつきましては、天候にも恵まれ、火縄銃の試し撃ち、南相馬の騎馬が先導した武者行列、乗馬体験などのイベントが予定どおり実施され、昨年度より4,000人多い1万9,000人の来場者でにぎわいました。  4月21日に野田市総合公園体育館において第64回野田市青少年柔剣道大会が開催され、柔道の部では71人の選手が、剣道の部には174人の選手が参加し、白熱した試合が繰り広げられました。  4月21日、野田市木野崎地先、利根川河川敷の野田市スポーツ公園において野田市消防団規律訓練を実施し、消防団員403人の参加のもと、部隊訓練及び新入団員に対する器具取り扱い訓練を実施いたしました。  4月29日に清水公園第1公園広場においてみどりのふるさとづくりフェスタ2019が開催され、みどりのふるさとづくり実行委員会や花の会野田による苗木や花苗の配布、花の寄せ植えづくりなど、市民団体によるさまざまなイベントが開催され、延べ2,870人の来場者があり、盛況のうちに無事終了いたしました。  5月12日に野田市岩名地先の江戸川河川敷の江戸川河川敷運動広場において水防演習を実施し、消防団員387人を含む総勢525人の参加をいただきました。  5月17日にいちいのホール小ホールで開催されました第77期将棋名人戦第4局全国一斉大盤解説会につきましては、プロ棋士である泉八段による大盤解説を開催し、市内だけでなく、県内外から参加された将棋ファンの皆様に楽しんでいただきました。  5月26日に野田市木野崎地先の利根川河川敷の野田市スポーツ公園において第46回野田市消防団消防操法大会が消防団員479人参加のもとに開催され、ポンプ車操法の部で第21分団が、小型ポンプ操法の部で第17分団1部がそれぞれ優秀賞を受賞いたしました。  なお、優秀賞を受賞した両分団は6月30日に実施予定の第38回公益財団法人千葉県消防協会東葛飾支部消防操法大会に野田市消防団の代表として出場いたします。  ここで、お手元の市政一般報告に追加して報告をさせていただきます。  6月1日に第45回野田市子ども釣大会、第40回野田市障がい者釣大会が旧関宿クリーンセンター調整池に金魚約1,000匹を放流して開催され、児童生徒、障がい者など510人が参加して交流を深めるとともに、釣りを楽しみました。  6月2日に三ツ堀里山自然園において野田の里山まつりが三ツ堀里山自然園を育てる会の主催により開催されました。会場では、ザリガニ釣りや抽せん会などが行われ、約1,100人の来場者がありました。  6月2日に国のごみ減量・リサイクル推進週間に係る事業として実施したゴミゼロ運動に672人、江戸川流域市区町で実施する江戸川クリーン大作戦に966人の参加をいただきました。当日は、8時30分から約2時間、旧日光街道、江戸川河川敷等に投棄された空き缶などのごみ拾いを行い、ゴミゼロ運動で540キログラム、江戸川クリーン大作戦で510キログラムのごみを収集いたしました。改めて御協力いただきました関係各位に対しまして御礼を申し上げます。  次に、寄附について申し上げます。  株式会社千葉銀行の地方創生私募債の発行企業である野田市木間ケ瀬3772番地、株式会社関宿急便代表取締役、鶴岡 等様の指定により、野田市東宝珠花545番地の2、株式会社千葉銀行関宿支店支店長、松本靖之様から木間ケ瀬小学校にミニゴール1対、ジュニア用サッカーゴールネット1対、タイピン型ワイヤレスマイク2台、19万8,612円相当をいただきました。  株式会社千葉興業銀行のちば興銀スポーツ振興私募債の発行企業である野田市目吹1965番地、株式会社日本一代表取締役、染谷幸雄様の指定により、千葉市美浜区幸町二丁目1番2号、株式会社千葉興業銀行取締役頭取、青柳俊一様から宮崎小学校にデジタイマ1台、フロアスタンド1台、ハードル10台等64万7,908円相当をいただきました。  小学校の5年生全クラスと特別支援学級全クラスに補助教材本として、柏市高田362番地、ちば東葛農業協同組合代表理事組合長、勝田 実様から年間購読図書42万5,442円相当をいただきました。  野田市心身障がい者福祉作業所の備品として、ぱりお保護者会様からダイニングテーブル10台、59万8,000円相当をいただきました。  みどりのふるさと基金指定寄付金として、野田市宮崎81番地6、医療法人社団愛世会理事長、中泉聡志様から100万円の寄附をいただきました。  御寄附につきましては、改めて御礼申し上げます。  続きまして、今議会に御提案いたしました議案等について御説明申し上げます。  報告第1号平成30年度野田市一般会計継続費繰越計算書、報告第2号平成30年度野田市下水道事業特別会計継続費繰越計算書、報告第3号平成30年度野田市一般会計繰越明許費繰越計算書、報告第4号平成30年度野田市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第5号平成30年度野田市用地取得特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第6号平成30年度野田市一般会計事故繰越し繰越計算書につきましては、いずれも繰り越しの状況を報告するものでございます。  報告第7号から報告第10号までは、一般財団法人野田市開発協会、野田市土地開発公社、野田業務サービス株式会社及び株式会社野田自然共生ファームの経営状況の報告でございます。  報告第11号から報告第16号までは、損害賠償に係る専決処分の報告でございます。  認第1号は、地方税法等の一部改正に伴い、専決処分した野田市税賦課徴収条例等の一部を改正する条例について承認を求めようとするものでございます。  議案第1号は、地方税法等の一部改正に伴い、個人所得課税の見直しに伴う個人の市民税の非課税措置の範囲、車体課税の見直しに伴う軽自動車税の税率の特例及び消費税率の引き上げに伴う軽自動車税環境性能割の臨時的軽減等に関する規定を整備しようとするものでございます。  議案第2号は、不正競争防止法等の一部を改正する法律による工業標準化法の一部改正に伴い、提出資料等の交付の手数料に係る用紙の規格に関する規定を整理しようとするものでございます。  議案第3号は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正により、投票所経費等の基準額が改定されたこと及び野田市新博物館建設基本構想策定員設置規程の廃止に伴い、非常勤特別職の職員の報酬に関する規定を整備しようとするものでございます。  議案第4号は、森林整備及びその促進に要する経費の財源として国から森林環境譲与税が譲与されることを受け、当該譲与税を積み立てる新たな基金を設置するため、制定しようとするものでございます。  議案第5号は、消防の組織及び運営に関する事項について調査審議するため、委員会の所掌事務、委員数及び消防組織検討会の設置に関する規定を整備しようとするものでございます。  議案第6号は、不正競争防止法等の一部を改正する法律による工業標準化法の一部改正に伴い、避雷設備に関する規定を整備するとともに、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、住宅用防災警報器等の設置に関する規定を整備しようとするものでございます。  議案第7号は、介護保険法施行令等の一部改正に伴い、低所得者の保険料軽減強化を図るため、保険料率を改正しようとするものでございます。  議案第8号は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件に関する規定を整備しようとするものでございます。  議案第9号は、市民の生涯学習の推進、生活文化の向上及び福祉の増進を図るため、欅のホール内の野田市野田公民館と野田市中央コミュニティ会館をあわせ、野田市生涯学習センターを設置するとともに、関係条例の規定を整備しようとするものでございます。  議案第10号は、車両の老朽化により、災害対応特殊救急自動車(高規格救急自動車)1台を更新しようとするものでございます。  議案第11号は、香取市東庄町病院組合が8月31日をもって解散することに伴い、千葉県市町村総合事務組合の組織団体数が減少すること及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部改正について、地方自治法第286条第1項の規定により関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  議案第12号令和元年度野田一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,432万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ489億8,688万4,000円にしようとするものでございます。  補正の内容は、介護保険特別会計における低所得高齢者の保険料の軽減強化に伴うもので、国2分の1、県4分の1、市4分の1の負担割合に基づき、歳入における国庫支出金及び県支出金を増額するとともに、市負担分を加えて繰り出すため、歳出の介護保険特別会計繰出金を増額しております。  議案第13号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の補正でございます。補正の内容は、低所得高齢者の保険料の軽減強化の実施に伴い、歳入において保険料を減額し、一般会計繰入金を同額増額しております。  議案第14号令和元年度野田一般会計補正予算(第4号)は、歳入歳出予算、継続費及び地方債の補正でございます。歳入歳出予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億3,609万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ493億2,297万4,000円にしようとするものでございます。  補正の主な内容は、民生費には継続事業として新たな子ども館の整備に係る子ども館整備工事設計等委託料を新規計上するほか、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金支給事業費、子育てのための施設等利用給付事業費を新規計上しております。衛生費には、予防接種再接種費用助成金を新規計上するとともに、合併処理浄化槽設置費補助金を増額計上、商工費には低所得者、子育て世帯向けのプレミアム付商品券発行事業費を新規計上しております。土木費には、国の補助事業内示への対応として、予算額を上回る内示のあった中野台中根線道路改良事業費などを増額計上するとともに、梅郷西駅前線における自転車通行帯等整備事業費を新規計上しております。教育費には、10月から野田公民館及び中央コミュニティ会館をあわせ、生涯学習センターを設置することに伴う予算の組み替えを計上するとともに、施設案内等の改修工事を新規計上しております。  歳入の主なものといたしまして、地方譲与税には創設された森林環境譲与税を新規計上しております。国庫支出金には、補助事業内示に伴う社会資本整備総合交付金及び防災・安全交付金を増額計上するとともに、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金支給事業に係る補助金、プレミアム付商品券発行事業に係る補助金等を新規計上しております。その他、県支出金、市債を増額計上しております。継続費につきましては、子ども館整備事業を計上しております。  議案第15号令和元年度野田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算及び地方債の補正でございます。歳入歳出予算につきましては、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,382万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億3,582万円にしようとするものでございます。  補正の内容は、国の補助事業内示への対応として、歳出の下水道事業費を増額し、歳入の国庫支出金及び市債を増額しております。  なお、ただいま御提案申し上げました議案等のほか、追加議案として野田市非常勤特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正、野田市手数料条例の一部改正、令和元年一般会計補正予算、野田市監査委員の選任及び野田市公平委員会委員の選任について御提案申し上げるべく予定しております。  以上、今議会に御提案申し上げました議案等の概要について御説明申し上げました。よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(鶴岡潔) 次に移ります。  山口克己議員から一身上の都合により副議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。この際、副議長の辞職許可の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の辞職許可の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。なお、既定の日程は順次繰り下がります。               〔副議長 山口克己議員退場〕 △副議長の辞職許可の件 ○議長(鶴岡潔) 日程第5副議長の辞職許可の件を議題といたします。  お諮りいたします。山口克己議員からの辞職願のとおり、副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、山口克己議員からの辞職願のとおり副議長の辞職を許可することに決しました。  退席者の入場を許可いたします。               〔山口克己議員入場〕 ○議長(鶴岡潔) 山口克己議員からの御挨拶があります。
    ◆山口克己議員 一言御挨拶申し上げます。  この1年間、議長の補佐役として、議員の皆様、また当局の皆様のおかげをもちまして、副議長の大任を全うすることができました。改めて感謝申し上げます。在任中は、議会運営はもとより、貴重な経験をさせていただきました。特に児童虐待死亡事件は忘れることができません。次第に明らかにされる事件の詳細を耳にするたびに、議員として何かできることはないかと自問する中で、鶴岡議長から、議員全体で構成する児童虐待防止特別委員会を設置してはとの御提案に対し、認識が一致せず、結果的に見送らざるを得なくなってしまったことは、今もって残念でなりません。今後は、一議員として、児童虐待防止はもちろんでありますが、未来を担う子供たちのため、野田市発展のために取り組んでまいる所存でございますので、よろしくお願いいたします。大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(鶴岡潔) ありがとうございました。  ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。なお、既定の日程は順次繰り下がります。 △(選挙)副議長の選挙 ○議長(鶴岡潔) 日程第6副議長の選挙を行います。  副議長の選挙を行う前に、次の休憩中において選挙の立候補者による所信表明演説会を実施いたしますので、副議長の選挙に立候補しようとする議員は13時までに所信表明申出書を議会事務局に届け出るよう申し添えます。また、所信表明演説会は13時15分から開始の予定です。開始10分前に庁内放送を行いますので、関係者の皆様は議場に参集願います。  暫時休憩いたします。                 午前11時50分  休 憩                                                               午後 1時22分  再 開 ○議長(鶴岡潔) 再開いたします。  これより副議長の選挙を投票により行いたいと思います。  議場の閉鎖を命じます               〔議場閉鎖〕 ○議長(鶴岡潔) ただいまの出席議員数は28人であります。  職員に投票用紙を配付させます。               〔投票用紙配付〕 ○議長(鶴岡潔) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし)配付漏れなしと認めます。  職員に投票箱を改めさせます。               〔投票箱点検〕 ○議長(鶴岡潔) 異状なしと認めます。念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。また、所信表明演説を行わない議員に投票された場合においても有効となります。  なお、中村あや子議員から身体の都合により、代理投票の申し出がありましたので、代理投票を認めます。また、投票補助者として議会事務局主幹及び議事調査係長を指名し、各議員の投票終了後、私の投票前に投票補助者に投票させることにいたします。  点呼を命じます。               〔職員氏名点呼・投票〕 ○議長(鶴岡潔) 投票漏れはありませんか。(なし)投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(鶴岡潔) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に長 勝則議員及び木名瀬宣人議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。               〔開  票〕 ○議長(鶴岡潔) 選挙の結果を事務局長より報告させます。 ◎議会事務局長(根本一弘) 選挙の結果を御報告申し上げます。  投票総数28票  これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち   有 効 投 票   24票   無 効 投 票   4票、これは白票でございます。  有効投票中   古橋 敏夫議員   24票  以上のとおりでございます。  なお、この選挙の法定得票数は6票でございます。 ○議長(鶴岡潔) ただいま事務局長が報告したとおりであります。よって、古橋敏夫議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました古橋敏夫議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。  古橋敏夫議員、副議長当選の承諾を兼ねて御挨拶をお願いいたします。 ◆古橋敏夫議員 先ほど多くの皆様から御推挙をいただき、副議長に就任することができました。心より感謝申し上げます。所信表明で述べたとおり公正公平な議会運営に努めてまいりますので、皆様の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げ、簡単ではありますが、就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 △議案第7号 野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(鶴岡潔) 日程第7議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。 ◎保健福祉部長(直井誠) 議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  本案は、介護保険法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、低所得者に係る令和元年度及び2年度の第1号被保険者について、保険料の減額賦課に係る保険料率を改め、並びに元号を改める政令の施行に伴い、関係条文の整備をしようとするものでございます。  主な改正内容は、第1号被保険者のうち、所得段階が第1段階の保険料を現行の年額2万8,000円から2万3,400円に、第2段階の保険料を現行の年額3万7,400円から2万9,600円に、第3段階の保険料を現行の年額4万3,600円から4万2,000円に軽減しようとするものでございます。施行期日につきましては、公布の日から施行し、令和元年度分の保険料から適用しようとするものでございます。  よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鶴岡潔) ただいま議題となっております議案第7号は、文教福祉委員会に付託いたします。 △議案第12号 令和元年度野田一般会計補正予算(第3号) △議案第13号 令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(鶴岡潔) 日程第8議案第12号令和元年度野田一般会計補正予算(第3号)及び日程第9議案第13号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案2件を一括議題といたします。  当局から説明を求めます。 ◎企画財政部長(中沢哲夫) 議案第12号令和元年度野田一般会計補正予算(第3号)は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,432万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ489億8,688万4,000円にしようとするものでございます。補正の内容は、介護保険特別会計における低所得高齢者の保険料の軽減強化に伴うもので、国2分の1、県4分の1、市4分の1の負担割合に基づき、歳入における国庫支出金及び県支出金を増額するとともに、市の負担分を加えて繰り出すため、歳出の介護保険特別会計繰出金を増額しようとするものでございます。  続きまして、議案第13号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号)は歳入歳出予算の補正でございます。補正の内容は、低所得高齢者の保険料軽減強化の実施に伴い、歳入において保険料を減額し、一般会計繰入金を同額増額しようとするものでございます。  以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(鶴岡潔) ただいま議題となっております議案第12号は総務委員会に、議案第13号は文教福祉委員会にそれぞれ付託いたします。  なお、ただいま文教福祉委員会に付託いたしました議案第7号及び議案第13号、総務委員会に付託いたしました議案第12号につきましては、次の休憩中に委員会室において総務委員会、文教福祉委員会の順に委員会を開き、審査されますよう申し添えます。  暫時休憩いたします。                 午後1時43分  休 憩                                                               午後3時20分  再 開 ○議長(鶴岡潔) 再開いたします。  この際、諸般の報告をいたします。  初めに、古橋敏夫議員から副議長就任に伴う議会運営委員会委員の辞職願が提出され、委員会条例第14条の規定により、同日付をもってこれを許可いたしましたので、御報告いたします。  次に、休憩中に行われました総務委員会において委員長の互選が行われ、総務委員長に山口克己議員が就任された旨、報告がありましたので、御報告いたします。  お諮りいたします。ただいま欠員となっております議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、この際、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 △議会運営委員会委員の選任について ○議長(鶴岡潔) 日程第10議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、山口克己議員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました山口克己議員を議会運営委員会委員に選任することに決しました。  次に、休憩中に行われました総務委員会の委員長の報告を求めます。 ◎総務委員長(山口克己) 総務委員会に付託されました議案第12号令和元年度野田一般会計補正予算(第3号)について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本補正予算案は、歳入歳出予算の補正であり、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,432万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ489億8,688万4,000円にしようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。低所得高齢者に対する保険料負担軽減強化の財源について、制度改正の概要及び背景について、第1段階から第3段階まで、それぞれの対象者について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。初めに、反対討論について申し上げます。低所得者保険料の負担軽減は重要と考えるが、今回の財源は消費税10%への増税を前提としたものである。消費税は、逆進性があり、低所得者ほど負担割合がふえる税制度であるため、この議案に反対するというものであります。  次に、賛成討論について申し上げます。消費税の引き上げには反対であるが、消費税の増収分の使途として介護保険料の軽減につながるものであることから、この議案には賛成するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、総務委員会に付託されました議案1件について報告を終わります。 ○議長(鶴岡潔) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第12号令和元年度野田一般会計補正予算(第3号)を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(鶴岡潔) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、文教福祉委員会の委員長の報告を求めます。 ◎文教福祉委員長(染谷信一) 文教福祉委員会に付託されました議案2件につきまして、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  初めに、議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、介護保険法施行令等の一部改正に伴い、低所得者の保険料軽減強化を図るため、保険料率を改正しようとするものであります。  質疑について要約して申し上げます。軽減対象者は第1段階から第3段階に拡大されたのかについて、段階ごとの対象者数について、軽減が完全実施となる時期と軽減割合について質疑があり、当局からそれぞれ答弁がありました。  次に、討論について要約して申し上げます。低所得者の保険料軽減強化を図ることは喫緊の課題であると考える。しかし、財源は消費税率10%を見込んでいるものであり、子供からお年寄り、低所得者に負担がかかるものである。消費税ではなく、大企業や富裕層の優遇税制を正し、低所得者の軽減強化を図るべきであると考え、この議案に反対するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。本補正予算案は、歳入歳出予算の補正であり、低所得高齢者の保険料軽減強化の実施に伴い、歳入において保険料を減額し、一般会計繰入金を同額増額しようとするものであります。  次に、討論について要約して申し上げます。この議案は、議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてと連動するものであり、同様の理由により反対するというものであります。  審査の結果、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、文教福祉委員会に付託されました議案2件について報告を終わります。 ○議長(鶴岡潔) ただいまの報告中、議案第7号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。 ◆星野幸治議員 日本共産党を代表いたしまして、この議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について反対をする立場で討論いたします。  この条例改正案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、低所得者の保険料軽減を図るため、保険料率を改正しようとするものとなっております。低所得者保険料の軽減というのは非常に重要であり、喫緊の課題であるというふうに考えております。しかし、今回の措置財源は、国が進める消費税10%への増税、これを前提としたものであります。消費税は、逆進性があり、低所得者ほど負担割合がふえる税の制度です。国は幾つかの低所得者対策なるものを打ち出しておりますが、消費税増税の及ぼす影響はそれにとどまらない。国民生活や景気悪化への影響は甚大なものであります。日本共産党は、暮らしと景気に大打撃となる消費税増税の中止を訴えています。庶民からさらに搾り取るような増税ではなく、大企業や富裕層への優遇税制を正すことこそが必要と考えております。よって、消費税増税を前提とした議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については反対いたします。なお、関連する補正2議案についても同内容により反対であります。  以上です。 ○議長(鶴岡潔) ほかに討論はありませんか。(討論なし)これにて討論を終結いたします。  これより議案第7号野田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(鶴岡潔) 起立多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(質疑なし)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はありませんか。(討論なし)討論なしと認めます。  これより議案第13号令和元年度野田介護保険特別会計補正予算(第1号)を起立により採決いたします。本件は委員長の報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(鶴岡潔) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。明6月8日から13日まで個人審査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鶴岡潔) 御異議なしと認めます。よって、明6月8日から13日まで休会することに決しました。  来る6月14日は午前10時から本会議を開き、議案等の審議を行います。  本日はこれにて散会いたします。                 午後3時34分  散 会...